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白川郷のコラム

白川郷 プロカメラマンがおススメする写真スポット7選

世界遺産 白川郷に来たなら、ここでしか撮れない写真が撮りたい!と思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、白川郷でおススメする写真スポット・映えスポットをご紹介します。
プロカメラマンによる撮影のコツやおススメのスポット、入れるべき被写体についても聞いてきました。
合掌造りの家屋や雄大な自然を、ぜひ写真に残してくださいね。

白川郷の映えスポットをプロカメラマンに聞いてみた

今回は、白川郷の撮影について、深山豆富店のロゴやパッケージを手掛ける株式会社ヒダカラの加藤茉奈に詳しく教えてもらいました。
株式会社ヒダカラでグラフィックデザイナーをしながら、ウエディングフォトを手掛けるプロのカメラマンとしても活動しています。
「白川郷は四季折々の景色が楽しめるので、私自身の目で良いなと思う景色や撮影する場所、おすすめの構図をご紹介します。」(加藤)

白川郷の写真スポット① であい橋

全長107メートルのであい橋は、世界遺産の合掌造り集落(荻町)と村営せせらぎ公園駐車場を結ぶ、荘川にかかる吊り橋です。
自家用車で白川郷に訪れたなら、ほとんどの人が通ることになる橋です。
「これから白川郷に入っていくのか・・・」というワクワクとドキドキを感じる白川郷への入り口ともなっています。
橋から見下ろすと、透き通った綺麗な荘川の水が見え、天気の良い日にであい橋を歩くのは本当に気持ちが良いですよ~!

プロカメラマンのおすすめ構図

新緑の時期は、駐車場から橋を渡り切り、荻町側から写真を撮ると、橋を覆いかぶさるように木がかぶります。
被写体を真ん中に置くことで、橋も新緑も移り込んで美しいですよ!

【場所】村営せせらぎ公園駐車場 近く
岐阜県大野郡白川村荻町2495 3

白川郷の写真スポット② 国指定重要文化財 和田家前

白川郷の世界遺産地区内で最大級クラスの合掌造りです。
国の重要文化財にも指定されている建物。
1階、2階の一部が公開されており、中の見学もできます。
驚くことに、現在も住居として生活してるんだそう!(生活スペースは立ち入り不可)
今回おすすめするのは、外からの和田家の撮影です。

プロカメラマンのおすすめ構図

撮影する人は和田家の田んぼ側からスタンバイし、被写体となる人は和田家の2階の窓から顔を出すと、とてもいい写真が撮れます!
和田家は住んでる方がいらっしゃるということもあり、周りの植木の手入れがされていて、立派な白壁の蔵と一緒に合掌造りを撮ることもできますよ。

【場所】和田家
岐阜県大野郡白川村荻町997

白川郷の写真スポット③ 三連合掌

3つの合掌造り家屋が並び、まるで三つ子のような姿が印象的な白川郷 かん町の三小屋は、三連合掌とも呼ばれています。
合掌造りがきれいに連なり、秋には目の前に黄金の稲が広がります。

プロカメラマンのおすすめ構図

3つの合掌造りが映るよう、なるべく引きで、三連合掌から離れて撮影するのがポイント。
おすすめの季節は秋です!
今はコロナで中止になっていますが、田植え祭りでは、女性たちが手植えしている姿と、田んぼに映る逆さの三つ子合掌を撮ることができます。

【場所】三子屋(三連合掌)

白川郷の写真スポット④ 明善寺前

合掌造りのお寺として知られ、荻町の合掌集落内にある明善寺。
合掌造りの本堂、庫裏(くり)に加え、鐘楼門もかやぶき屋根で、写真撮影にぴったり。
全てかやぶき屋根のお寺は全国的にもとても珍しいそう。
白川郷でしか撮ることができない景色ですね。
明善寺庫裡郷土館という資料館があり、建物の内部や壁画見ることもできます。
休憩室では、囲炉裏にもあたることができます。

プロカメラマンのおすすめ構図

明善寺を前にして、斜め右手前側から下アングルで撮ると、隣の資料館の合掌造りも入れて撮ることができておすすめです。
また近くの喫茶店の窓から明善寺を撮るのもいいですよ!

ちなみに、この記事のトップ画像になっている写真は、こちらの明善寺の本殿向かって右側から撮りました。

【場所】明善寺

白川郷の写真スポット⑤ 明善寺小路

明善寺小路

隠れスポットと言っても過言ではない、坂道の小路を上った撮影スポット。
先ほどご紹介した明善寺の通りから1本入ったところにある、田んぼと合掌造りの家屋、そしてお寺が見える路です。
少し高くなっているので、綺麗に周りの景色が見えるます。

プロカメラマンのおすすめ構図

小道を上がって右側、明善寺の本堂と郷土館が見えるところから撮ると良いですよ!
特に冬は、タイミングが良いと、積もった雪と田んぼに溶けた雪水がリフレクションして、雪景色と逆さの合掌造りを撮ることができます。

【場所】明善寺小路

白川郷の写真スポット⑥ 荻町城跡展望台

世界遺産の合掌集落を高台から一望できるのが荻町城跡展望台。
季節によってさまざまな表情を見せる合掌集落を撮影することができます。

プロカメラマンのおすすめ構図

おすすめの時間は朝昼夜全て!
時期が良ければ、朝に雲海が見れますし、秋の一斉放水は展望台からの景色が圧巻です!
そして有名な白川郷ライトアップの際には、白川郷の幻想的な夜の風景も撮影できます。
綺麗に景色を切り取るなら、なるべく広角で空4分の1、山4分の1、街2分の1くらいで撮るのがおすすめです。

【場所】荻町城跡展望台
所在地:岐阜県大野郡白川村荻町
城山天守閣のそばです。
城山天守閣:岐阜県大野郡白川村荻町2269-1

番外編~秋におすすめのコスモス&かかしスポット~

白川郷 秋 コスモス

こちらは、漫画家たちが訪れると言われる喫茶店「落人」の前のスポット。
秋にはカカシが並び、コスモスも咲いて最高のフォトスポットです。

【場所】落人の前

白川郷での撮影の注意点!

白川郷 田んぼに合掌造りがリフレクション

普段から写真を撮る方には当たり前のことかもしれませんが、撮影をするうえでの注意点を紹介します。

私有地には入らない

白川郷は世界遺産として有名な観光地ですが、今も村民が普通に暮らす生活空間でもあります。
素敵な景色に見とれているうちに、私有地に入らないように注意してください。

車は決められた場所に停める

世界遺産集落を中心としたエリアは車での侵入は禁止となっています。
村営駐車場がありますので、ルールを守って集落内に入ってください。

【村営せせらぎ公園駐車場】

プライバシーに気をつけて

白川郷では、多くの観光客の方、住民の方がいます。
プライバシーを守るため、人の顔は写らないように撮影するのがマナーです。

通年楽しめる白川郷での写真撮影!

白川郷合掌造り

白川郷は見所が多く、合掌造りの家々に圧倒されてしまいがちですが、その中でも特におすすめの撮影スポットをご紹介しました。
何度も白川郷で撮影をしたことがあるカメラマンがおすすめするスポットなので、是非参考にしていただければ幸いです。
それぞれの季節で、違った表情を見せる白川郷をお楽しみください!

また食べ歩きでも映え写真を撮ることができますよ。白川郷でしか食べられないグルメも忘れずに!

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